WALKMANでワイヤレス・ヘッドフォン、イヤーフォンを楽しんでみたい。
手持ちの有線イヤーフォンを無線化出来てしまうと、余計にその欲求は強くなっていく。

X1060が発売されたあとだったと思うが、WMポートに接続できるBluetoothアダプタが発売されていた。WLA-NWB1というもの。WMポートに指すだけなのでデザイン的にも機能的にも一体感があった。
しかし、当時のBluetoothでは音質的に満足出来るレベルではないと考えていた。そのための出費が約6,000円では割に合わないと。

その後、Bluetooth機器は進化を進め今ではBluetoothでハイレゾが聴ける時代。仮にアダプタを買っていたとしても・・・単にBluetoothが使えるだけといったレベルだろう。そう書きながらX1060でBluetoothを使うことを諦めようとしている・・・

それでもX1060でBluetoothを使いたいという気持ちはどんどん強くなっていく。昔から良い音が期待できないとわかっていても・・・やらないと気が済まない・・・

一番シンプルな実現方法は、音声出力・・・ヘッドフォン・ジャックにBluetoothトランスミッターを接続して電波を飛ばす方法になるのだが・・・
出来るだけ高音質、最新のコーデックをサポートしているもの・・・
しかし高価なものを買うくらいなら、WALKMANを新調した方が良いだろうし。

結局、安価なものを探してみた。選定基準はただ一つ。小型なもの。
X1060とセットで使うことが条件だから、大きくては意味がない。またプラグ直出しもジャックの並びにある操作ボタンが使えなくなるのでこれもNG。イメージしたのはX1060の背面に両面テープ等で固定して短いケーブルで接続する。
いつも通りAmazonで探すと・・・2,000円ほどで見つかった。
「Evatronic Bluetooth」というトランスミッター兼レシーバー。
付属のケーブルは長いので約8cmの長さのケーブルも購入。

音質はさておき、長年の夢？だったX1060の無線化はあっさり完了した。
音質以外の使い勝手は・・・ペアリングがやや面倒なこととイヤーフォンによって音量の差が激しいことぐらい。X1060には簡易的にマジックテープで固定している。良いものが見つかれば変えようかなくらいで。

固定方法やその他使い勝手など、もう少し使い込んでから音質面も考えてみよう。
とにかく今は、X1060が無線化できたことが最大の喜びなので。