発音部ユニット交換?
以前購入した KZ ZEX と、今回購入したTRN-EMX は、どちらもリケーブルでしかも接合部のピン形状が同じである。
つまり、リケーブルではなく、リユニット?
ケーブルから見たらユニットを交換できることになる。
TRN-EMXが、WALKMANとの相性が良さそうと書いたが、実はプラグが交換できるためプラグ部がコネクタ分長くなっている。スマートフォンの場合は本体が大きいためあまり気にならないが、WALKMANの場合は本体長がスマートフォンに比べ約半分となるため・・・正直、邪魔だ。
一方、KZ ZEX のプラグ部は、通常サイズでしかもL型のため、WALKMANには、丁度?良い感じ。
早速リケーブル?リユニット?・・・やってみた。
ケーブルとユニットは想像以上にピッタリと収まった。L型プラグもWALKMANには、この方が良い。
さて、音を聴いてみるか。耳に装着するとき少し違和感があったがまあこんなもんかと音を出してみる。
・・・あれ?なんだこのスカスカの音は?
装着時に違和感があったが、それは耳に対して位置が少しずれていたからだった。そのため、ユニットが耳から少し傾いてしまい一部が浮いているようだ。
・・・ケーブルを交換しただけでなぜ位置がずれる?
ユニットを外して単純にケーブルのコネクタ部を比べてみた。そして気がついた。
どちらのケーブルも耳掛けタイプのため、先端部・・・つまり耳に掛かる部分がカーブしている。
そしてカーブした先にコネクタが付いている。
コネクタはケーブルに対してある角度が付いている。その角度が違っているのだ。
イン・イヤー用の方が角度が緩やかでカナル型用と比べ5~6度といったところだろうか。
この角度の違いによってその先に繋がるユニットの位置がずれているわけだ。念のため、カナル型を聴いてみる。カナル型はイヤーピースによって耳穴に固定されるため、この角度の影響は少ないようで音質の変化は感じられない。
とりあえず手持ちの他のリケーブルを調べてみた。
やはり同様に角度が付いているものは同じ角度のようだった。ひとつだけ角度がなくストレートにコネクタが付いているものがあった。しかもカーブになっている部分は多少融通が効くようで角度も変わりそうだ。実際、このケーブルはさっきのようにユニットが浮くことはなくしっかりと低音も聴こえる。
プラグもL型なので丁度良い・・・しかしこのリケーブル、他のものに比べ硬め。しかもユニットのコネクタ部はピンピッチ、形状は合うのだが・・・保護部分が無いため外圧でピンが折れるかもしれない。
結局、純正が一番ということか・・・上手くいかねぇなぁ。