自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

ストリーミング再生・PC編

PCでもOneDriveを使うことでスマートフォンと同じ音源が使用できる・・・のだが。
如何せん、再生環境はスマートフォンのそれに遠く及ばない。
アクセス先は同じでもストリーミング環境が違いすぎる。


スマートフォンの場合、そもそもmicroSDに音源を入れているし、ストリーミングもCloudBeatsのおかげで内蔵データとほぼ遜色なく再生が可能になった。
しかしPCの場合、OneDriveからエクスプローラー等で直接アクセスできるものの、一旦DLする時間があるため曲間で少しタイムラグが発生する。BGMとしてなら気にはならないが、本腰を入れて聴くときは気になって仕方がない。
ストリーミングに対応した再生アプリを探してみたが・・・最初に見つかったのが
「Groove ミュージック」・・・しかしOneDrive 音楽ストリーミングは2019年3月末で終了していた。次に見つけたのが、スマートフォンで使っているCloudBeats。
といってもPC用のアプリではなく、エミュレーターを使ってWindows11上でAndroid環境を走らせる方法。
・・・エミュレータから調べなきゃ、面倒だな。


色々調べたが、ゲームで有名?な「ブルスタ」・・・BlueStacksを試してみる。
仮想環境を使うということでHyper-Vを有効にする。このPCでHyper-Vを使うのは初めてだ。BlueStacksは10をインストールしてみる。ここまでは問題なく進む。ゲームが目的ではないので軽いものが良かったのだが・・・ここは無難な選択で。


さて起動してみる。起動できない?どうやら自分の環境では「管理者として実行」しなければいけないようだ。あらためて管理者と実行する。今度は無事に起動した。
Googleアカウントでログイン。なんとも不思議な感覚だ。23インチのモニター内にAndroidの画面がある。Google PlayからCloudBeatsを検索してインストール。
OneDriveを接続する。一度、スマートフォンで設定した画面。
なので、特に問題もなく設定完了。無事、OneDriveの音源を聴くことができるように。


しかし・・・重い。仮想環境でAndroidを動かしているのだから当然といえば当然。
PCのスペックも影響している。数世代前のcorei5と同等とはいえ、Celeronということか?
Webのブラウジングするだけでも、場合によっては音が途切れる。
・・・これでは常用するのは厳しいだろう。


さらに良いアプリがないか探してみた。今度は Microsoft Store で検索。
なかなか良いものが見つからないがひとつだけOneDriveに特化したものが見つかった。
「MusicPlayer for OneDrive」というアプリ。ソースはOneDriveしか選べないし基本的な操作しかできない。しかし・・・本来の目的にはこれで十分なはずだ。
なによりエミュレータを使わないから非常に軽い。同時に何か操作してもほとんど影響が出ない。メモリを16GBにしておいてよかった。まったく余裕がある。
そして肝心の音質だが・・・WF-1000MX4で聴いてみたが特に不満はない。


機能的にプレイリストが使えないとか、フォルダ管理方式だったりするのだが・・・
以前はプレイリストを作ったりしていたが今は聴きたい曲をダイレクトに選曲できるフォルダ管理のみで問題はない。まさに必要最小限の機能のみのプレーヤーといえる。


数日間あれやこれやと試行錯誤で結局一番シンプルな方法に落ち着いたが、これでPCの音楽再生環境もまずまずの状態となった。

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