フラットだと音もフラット?
最近、ネット検索でバキューム・スタビライザーを見つけた。最近の製品のようなのだが。
高校生のころ、同じような製品を使っていた。
「オーディオテクニカ AT666」だったと思う。
レコード盤は樹脂製のため、大切に扱っていても変形することがある。反りや歪み。
このAT666は、ターンテーブルに乗せる厚さ5mm程度の物で、本体には内周と外周にゴム製のパッキンがついていて、その上にレコード盤を乗せる。外周にポンプを接続する部分がありそこにポンプからのびるチューブを接続する。
ポンプの電源を入れるとレコード盤とAT666の間の空気が抜かれレコード盤はピッタリとAT666に張り付く。つまり、この状態では、反りが歪みが矯正され平らなレコード盤になる。
効果は絶大で反りがなくなるとレコード針は嘘のように音の刻まれた溝を追従してくれる。
トーンアームは嘘のように上下しない。
重量が1kg前後あるため、見かけ上ターンテーブルの重量が増え、慣性モーメントも上がり、より安定した回転が得られる。と、良いことづくめなのだが。
見た目の安定感、レコード盤に対する気遣い、そしてこんなに愛情を注いで音楽を聴いているんだぞ!っていう達成感。
実質的な音質向上は???