自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

ボヘミアン・ラプソディ

もう4年も経つのか。
映画になった「ボヘミアン・ラプソディ」。
Queenとの出会いは、中学二年生の時だったと思う。
当時、よくラジオから流れていた、「キラー・クイーン」。
歌詞もわ駆らず、ただカッコ良いというだけで聴いていた。
でも、聴いたのはそのキラー・クイーンだけ。


その後、高校、専門学校、社会人となって、熱烈なファンではなかったが、エアチェックや友達からレコードを借りたりして聴いていた。
そして、フレディ・マーキュリーが若くして亡くなったことも知った。


その程度のつもりでいた。その程度のつもりだった。
ただ、映画館に足を運ぶのが面倒に感じていた俺が、珍しく観たいと思った。しかも平日に。
その頃の勤務先は遠く、定時に上がっても20時に家に着けるかどうかという遠距離通勤。
ある金曜日の最終上映に間に合うことがわかると早速予約を入れた。
自宅の最寄り駅のひとつ前の駅で降りれば、映画館までは徒歩5分。いける!


映画館にひとりで入るのは初めてかもしれない。いつも家内や子供と観に行っていた。
そう思いながら、席に着く。思いのほか空いている。


映画が始まった。ヤバい、思わず体に力が入る。
・・・フレディとはあんまり似ていないな・・・
そう思っていたラミ・マレックが、後半になるにつれフレディに見えてきた。


そして、あのライブエイドのシーン。
本物のライブエイドはYouTubeで何度も見た。しかしスクリーンの中のQueenは、まぎれもないQueenだった。
エンドロールが流れる中、しばらく動くことができなかった。


翌週、再び予約をした。時間が合わないときは別の映画館を。休日はさらに別の映画館を。
結局、7回観に行ってしまった。

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