自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

デジタルのメリット

音源がデジタル化されると何がメリットなのだろうか?


デジタル化によって明らかに変わった点は扱い方法だと思う。
レコードは、聴く前にクリーニングが必須だった。レコードを中袋から取り出すときに静電気が発生。そしてその静電気に吸い寄せられる埃の除去。さらに、A面が終わったらB面にひっくり返す。カセットはまだ楽だが、オートリバースがついていても聞き終わればカセットを入れ替えなければならない。


ところが、デジタル化された機器ではどうだろうか?音源を取り込んでいれば、ボタン一つで次の曲、前の曲、別のアーティストと自由自在だ。
唯一面倒なのは、音源の取り込み、CDからの取り込みとなる。
ビットレートなどは一度決めておけば、そうそう変えることもない。


さらに、PCなどで扱う分には、PC上ではデジタルデータでしかないから、コピー、移動、消去など簡単にできてしまう。


しかし、人間というのはつくづく天邪鬼なのかもしれない。最近になって、カセットテープが見直されたり、レコードを求める人や、新譜をレコードで発売するアーティスト。
残念ながら、俺自身はその波に乗れないでいる。レコードプレーヤーもステレオアンプも所有はしているが、スピーカーはない。部屋が手狭になった際、手放してしまった。
アンプも10年以上、電源すら入れていない。プレーヤーも同様。
隠居の身になったら、手入れして復活させたいと考えてはいるが、今は無理だ。


特に、流行りのノイズキャンセル付きワイヤレスイヤフォンは聴きたいときに誰にも邪魔されず没入できてしまうので、ますます復刻アナログは遠くに行ってしまった。


現在のプライベート・リスニング環境についてはいづれかの機会に。

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