自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

Bluetoothという壁

最近はワイヤレスイヤフォンとか、完全ワイヤレスイヤフォンとかBluetooth接続のイヤフォンが一般的になってきている。
かつて、ワイヤレスと言えばFM波を使ったものが主流だった。FMトランスミッターなるものが市販されていて、例えば、WALKMANをカーステレオで聴きたい場合、WALKMANのヘッドフォン出力にFMトランスミッターを接続する。すると、FMラジオでWALMANの音楽が流れる。早い話が小型のFM局みたいなものである。気の利いた機種だとFMトランスミッター内臓なんてものもあった。
ところで、このFMトランスミッターはお世辞にも良い音とはいえなっかった。
本当は有線接続が望ましいのだが、簡易的にFM電波で送信するというだけ。
そんな、先入観たっぷりの俺には、Bluetoothと言っても、所詮は無線式。いい音がするわけがない・・・そう信じていた。案の定、Bluetoothで聴く音は、耐えられなかった。


実はWALKMAN X1060には、アクセサリーでBluetoothユニットが販売されていた。
無線=音質悪という考えがあったので、見向きもしなかった。必要ないと信じていた。


ところが、時代は変わりハイレゾ・レベルの音質がBluetooth接続で再現される時代となった。実際、現在手持ちのヘッドフォン・イヤフォンは、約半分がBluetooth接続だ。


スマートフォンはBluetooth接続可能なので、有線だろうが無線だろうが問題なく使える。
その日の気分、聴く音楽で、気ままにチョイスしている状態。
昨年、誕生日に娘が「WF-1000XM4」をプレゼントしてくれた。スマートフォンで音楽を聴くのなら、これを持ち出すのだが、WALKMANだとそうはいかない。
別売りのアダプタ・・・なぜあの時買わなかったのか?
中古で売っていないこともないのだが・・・対応コーデックも古いし・・・なぁ。


しかし、ワイヤレスの音って本当に良くなったなぁ。途切れることもほとんどないし。
その上、ノイズキャンセリングだもんなぁ。まさに没入できる。
凄い時代になったもんだ。

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