自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

心をリセット

気持ちや心がざわつく時など、一旦落ち着かせたり、リセットしたいことがある。
そんな時に聴きたい曲がある。やさしい言葉や励ます言葉で落ち着かせてくれる。
どちらかと言えば「あの日」や「あの時」に戻してくれる歌が多いのだが・・・
逆に、勇気をふるいだしたり、今の状況を少しでも打破したいときに聴きたい歌もある。


例えばこんな歌。
「TRASH/柴田恭兵」出だしの歌詞
   最悪だぜ、時代って奴の犬にはなるな。どん底から叫び続けろ!冗談じゃないぜ!
あぶない刑事 をリアルで観ていた世代としては、気持ちが高揚する。サビの部分、
   諦めるな、やたら媚びるな!自分を放棄てるな!
会社や上司の理不尽な言葉や態度に・・・心の中ではこの言葉を叫びたくなる。


「君住む街へ/オフコース」
   君の弱さを恥じないで、皆んな何度もつまづいている。
落ち込んで気持ちが沈んだ時、そっと支えてもらえる気持ちになる。
   君住む街まで飛んでいくよ ひとりと思わないで いつでも
きっと誰もがこんな気持ちになっているのかな。だから誰かに寄り添ってほしい時が。


「哀しき街」
   疲れすぎた 男たちは 押しつけのやさしさから離れて
人の気持ちさえも煩わしく思うとき、そこから離れたくなる。
   誰か僕と 都会の空から 今 このまま 逃げてゆかないか
ひとり悩むとき、自分ではどうにもならないとき、誰かにそう頼みたいことがある。


そして、昔を振り返ったり、ノスタルジーに浸りたいとき。
「初恋/村下孝蔵」
   放課後の校庭を走る君がいた。遠くで僕はいつでも君を探していた。
そんなこと、したことはない。でも、そうしていたかのような気持ちになれる。
   胸を離れない 今も離れない
初恋はやっぱり、淡いもの。だからこそ、今でも鮮やかに蘇ったりする。


「主人公/さだまさし」
   時を遡るチケットがあれば、欲しくなる時がある
出来ればあの頃に戻ってみたい・・・そう思うと同時に、今を後悔したくないとも考える。
   私の人生の中では 私が主人公だと
今の自分を悔やんでみても始まらない。どう転んでも、この人生は俺の人生。


「海を抱きしめて/中村雅俊」
   生まれてこなければ,よかったなんて、心がつぶやく日は
最初の歌詞がこう来るとは・・・でも、何度か考えた時期があるのは確か。
   汗ばむ心、潮風が 洗うにまかせれば いつのまにか生きることが
   また好きになるぼくだよ
子供の頃も、現在も、近くに海はない。だからこそ、こんな風に海を見に行きたいと考える。


心に沁みわたるような歌詞に本当に救われたこともある。
それは、日本人だからなのか?日本語だからなのか?
でも、日本語じゃなくても、元気をもらえる曲もある。
音楽。音を楽しむとは、あらためて、ありがたい言葉だ。

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