従来より「ストリーミング＝音が悪い」という固定概念というか、思い込みがあった。
最近、Amazon Music、Spotifyなどのサービスを聴く機会があっで、個人的にはサブスクリプションなるものは、あまり好めない。
これはレコードの時代から、好きなアーティストが素敵な音楽を提供してくれる対価としてアルバムを購入する事に意味があると考えているからである。
しかし、アルバムの全曲が好きかというと、そうでない場合もある。
そうすると、好きな曲だけ買うとか、聴くとか。そして、定額払えば好きな曲だけ聴き放題・・・と、サブスクリプションに繋がっていくのだが。
この問題は様々な意見があって甲乙つけがたいと思っているので・・・この話題はここまで。

本題は、ここではなく、ストリーミングの音質についてである。
流し聞きには楽だし、まかせっきりで音楽を楽しめる。
つまり、BGMとしては良いのかもな・・・そう考えるようになってきた。
全くの否定から、少し肯定するようになってきた。

そう思っていたのだが、先日見つけたアプリに正直、驚いた。
「CloudBeats MusicPlayer」というのだが、その名のとおりクラウドデータを再生できる音楽プレーヤーである。元々iPhone用に作られたようだがAndroid版もリリースされている。

試しに使ってみた。あくまで、サブ的に考えていたため、今は休眠？している、XperiaZ5でテストしてみた。自分の音楽データは、OneDriveに保存してあるのでそれを使おうというわけだ。今までは、一旦、本体にダウンロードしてmicroSDに保存していたのだが、このアプリだとその作業やmicroSDが必要ない。
アプリを立ち上げてクラウド設定を行う。特別、面倒なことはない。
音楽データのフォルダを開くと、普通に見られる。適当にタップすると普通に音楽が再生される。イヤーフォンを繋いであらためて聴いてみる。結構いい音がする。
いくつかフォルダを見て気が付いた。Flacが表示されない・・・
説明をあらためて読んでいくと、Androidの場合は無料版では、Flacは対応していないらしい。自分のライブラリは、約半数がmp3で残りがFlacで保存しており、徐々にFlacへ移行していこうと考えている。Flacが聴けないのはまずい。仕方なく有料版を買う。

しかし、表示されるようにはなったし、再生はしているようなのだが、音が出ない。
今度はAndroidのバージョンのようだ。スマートフォンをXperiaXZ1に変えてみる。
Z5は、Android 5.1。XZ1は、Android 8。アプリの対応OSは、Android 6 以上。
さて、Flacの音を聴いてみる。意外に行ける。いや、普段聴く分には、十分かもしれない。

そうなると、ローカルの音源とクラウドの音源の差を確認したくなる。
・・・ローカルデータへのアクセスは？

残念、課金が終わった後に気が付いた。ローカルデータへのアクセスができるのは、iPhoneのみのようだ。。。

いずれ、対応していただけることを信じて、しばらく使ってみようかな？
・・・まあ、この音質ならストリーミングでも楽しめるか。
・・・便利になった分、また何かを失くしたようで・・・