自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

USB DAC

WALKMAN X1060とXperiaを比較して、実質、遜色がないと判断したため、何かと便利なスマートフォンで音楽を聴く機会が増えてきた。
しかし、音質を追求するのが、オーディオ・ファンの性。
ヘッドフォン、イヤーフォンは数万円以上のものは手が出ないため、個人的には限界と考える。イヤーピースでも音は大きく変わるが、それもある程度試してきた。


そこで見つけたのが、USB DACなのだが、本来はポータブル・ヘッドフォン・アンプと行きたいところではあるが、出歩くときに荷物が増えるのはスマートじゃない。
購入に踏み切ったのは、Audiolab P-DAC となる。
選定理由は単純である。UAB DACであること。電源はスマートフォンから供給。この二点のみ。


接続はUSB Type-Cに直結。あとは3.5mmのステレオ・ジャックに、ヘッドフォン/イヤーフォンを接続するだけ。
機器の接続は簡単なのだが、問題はスマートフォンにUSB DACを認識させ、信号を出力できるようにすること。
それまで使っていた、アプリ「Neutron Music Player」は、USB DACへ出力できるのだが、相性なのか設定が悪いのか、いまいち不安定な動き。色々設定を変えたりしてみたが、改善は見られず。


ネットで評判が良かった「USB Audio Player Pro」へ切り替えることに。
USB Audio Player Proは、DACとも俺とも相性が良かったようで案外あっさりと使えるようになった。正しく、USB DACを認識しているし、チップの種類もきちんと認識している。
また、曲のデータにジャケット写真を埋め込んだりするタグ編集も、同じフォルダにJPEGデータを入れるだけで、ジャケット写真として扱われるため、非常に便利である。
自分の場合、アルバムはフォルダ単位まとめてアーティスト毎に整理しているのだが、この辺も使い勝手が良いと感じる。


さて、肝心の音質は、明らかに音質向上が感じられる。情報量が増え、いわゆるハイレゾ対応の音源だと粒立ちの良い明瞭な音を聴かせてくれる。ちなみに、ハイレゾ音源だと、ジャケット内にハイレゾマークが表示される。あくまでもハイレゾ規格であって音質まで評価はしてくれないのだが。


ここまでくると、WALKMAN X1060とは違いが出てくる。Xperiaが優位に立った。
イヤーフォンは、ゼンハイザーIE80SとソニーのEX600を気分で使い分ける感じで、どちらも優劣つけがたい音の傾向。俺好みのタイトな低音ときらびやかな高音を聴かせてくれる。
厳密に聴き比べると、耳への収まりもスムーズなIE80Sが少し優位かな。


スマートフォンは、この時点ではXperia 5を使っていたが、その後、5Ⅲに機種変している。スマートフォン自体のオーディオ性能は向上しているのだが、やはりUSB DACにはかなわない。
気になるのは、USB DACの消費電流。どうしても、スマートフォンのバッテリーが早くなくなるところは致し方ないところだろう。


現時点で、満足・・・としておこう。

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