自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

サブスクリプション

最近、サブスクリプションについて、いろいろと話題になっている。
山下達郎がサブスクリプションを否定して話題になった。
そう言われて改めてサブスクリプションについて考えてみた。


聴視者にとって、メリットは多いと感じている。
実際、自分自身も家族が見たいからと、AmazonやHuluを契約している。
定額を毎月払うことで映画やドラマを好きなだけ観られる。
しかし音楽についてはどうだろう?


動画はサブスクリプションで観ることに抵抗は感じないのだが、これが音楽となると何故か急に抵抗を感じてしまう。
昔から音楽はシングル盤やアルバムで購入しているわけで、1曲から買うことができる「オンライン販売」を知った時、違和感を覚えた。手元に媒体がないことも嫌だった。
・・・パソコンやスマートフォンのアプリは抵抗ないんだけど・・・


やはり、レコードやCD購入とは、アーティストの楽曲に対する対価というか、感謝のようなもの。これは高い安いではなく、アーティストへのお礼だと思う。


では、サブスクリプションで音楽を全く聴かないかというと、そうではない。
自分の中では、レコード店などで試聴コーナーがあるが、ちょうどそんなイメージ。
最近は通信販売で購入・・・AmazonなどでCDを購入する事が増えてきた。
例えば、ユーミンや小田和正など、良い悪いに関係なく必ず購入するアーティストはともかく、そうではない場合は試聴をしてみないと購入するのに躊躇する。そんな時に試聴して判断するわけだ。つまり、媒体がない楽曲はFM放送や有線放送と同じで聴いて良ければ購入する。俺にとってはサブスクリプションで音楽を聴くことは、一過性のもので恒久ではない。やはり最終的にはCDというメディアで所有したい。


「タイパ」や「コスパ」に代表されるように、早く安くが素晴らしいことのように言われているが・・・省かれてしまった時間やコストの中に、大切なものがあると。
色々な考え方があるのだろうが、最近の流れにはなかなかついていけないオヤジなのかも。

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