自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

高音域用

一般的な3ウェイ・スピーカーは、高音域のツィーター、中音域のスコーカー、低音域のウーハーで構成されている。

専門学生時代、リボン・ツィーターが、話題になった。当時はリボン・ツィーターで、50kHzまでフラットに再生できると。


学校の測定器を使って自分の可聴範囲を測定したことがあったのだが、その時にクラスで一番高音域が聴こえなかったと判断されたある生徒。

しばらくして、リボンツィーターを買ったと噂になった。口の悪いヤツがそいつに向かって・・・

「リボン・ツィーター買ったんだって?音変わらねーだろ?」

・・・そう言うお前も聴こえねぇだろう。


スピーカーは、長い間マグネットとボイス・コイルで、コーン紙を振動させるという構造のままだ。

リボン型ももコンデンサー型も、振動板を振動させ音を出すという点では、同様と思う。

しかし、高圧でイオンを発生させ、交流電圧で振動させ音を出すという方式が開発され話題になった。


商品化は後にも先にも、フランスで発売された1機種だけのようである。実際にその音を聴いた方に話を聞いたことがあるのだが、どうやらイオンを発生させるために、匂いがするらしい。それが臭いそうだ。それ以降、イオンスピーカーに話は聴いたことがない。


コーン紙などの振動板を使わない方式としては、他には聞いたことがないが、いずれそんな発明や開発がされるのだろう。

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