自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

つかまり立ち

我が家には、二人の娘がいる。

長女は結婚して二人の男の子がいる。次女は社会人になったが結婚はまだしばらく先だろうか?

さて、長女が産まれて、半年くらいたった頃、つかまり立ちをするようになった。


子供が産まれてから子供が怪我したり、オーディオ機器に触らないように、部屋のレイアウトを変更した。といっても、ハイハイで移動する範囲に危険なものがないように、棚の上に移動した程度。


それがつかまり立ちとなると、一気に手が届く範囲が広がる。さて困った。オーディオ・ラックはそもそも床に置いてレイアウトするとどうしても機器類は下側に集中してしまう。

特に心配なのはレコードプレーヤー。カートリッジガリっとされたら、一貫の終わり。

悩んだ挙げ句、ラックを少し組み替えて機器類を上に置けるように。


とりあえず、手の届かない位置にレイアウトは出来たのだが・・・


これはとても使いにくい。高い位置に横に並んでしまったのだ。しかも、スピーカーが良い位置に置けなくて、ステレオ感が激減。

何れにしても子供がいるので大きな音は出せないのだが。


生活は育児中心になるので、徐々に音楽を聴く時間は削られて。。。


やがて、オーディオ・ラックの下側は子供のおもちゃ置き場となり、どんどん侵食されていった。

その当時は、テレビはなく、代わりに大型モニターを使っていた。SONYのプロフィール。テレビ放送は、ビデオのチューナー経由で観ていたが、使い勝手が悪いからと普通のテレビに代わった。

こうして、せっかく作り上げたオーディオ・ビデオ環境は、もろくも崩れ去った。


その頃買ったデスクトップパソコンは、いざフロッピーディスクを入れようとしたら、うんともすんとも入らない。隙間から覗き込むと、中に何かが入っている。ピンセットで取り出すと子供銀行券が。


子供たちは大人になってもうそんな悪戯はしなくなったが・・・失ったマイ・スペースが戻ることは、今のところない。

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