再びの中華イヤーフォン
Amazonでスキャナーを買う機会があった。
その時、たまたま見つけた中華イヤーフォン。
KZ ZEX・・・静電ドライバーとダイナミック・ドライバーのハイブリッド・タイプ。
実質、1000円を切る値段で購入した。
少し前から静電型ユニットの音は気になっていた。しかし、ちょっと手が出せずにいた。
たまたま見つけたのだが、意外と評価は良いようだ。
いくつかの評価を参考に、実際に曲を聴いてみた。まずは、フュージョンから。
「SAVANNA HOT LINE/NATIVE SON」
・・・評判通り、高音域が意外とクリアー、低音域も頑張っていて、ドンシャリ傾向だが、俺好み。
続いて、女性ボーカル。
「Touch you, tonight/八神純子」
・・・基本、ドンシャリ傾向は変わらない。しかし、独特の高音まで伸びやかなボーカルをきれいに聴かせてくれる。少し鳥肌が立つくらい。
「青い珊瑚礁/松田聖子」
・・・これはいい。間奏のストリングスがきれいに響く。下手するとノイジーになるサ行も気になるようなことはない。
全体的に合格点・・・というより、この値段でこの音が聴けるとは驚いた。
ゼンハイザーIE80Sをバランスで聴いたときよりも感動を覚える。
これだけ高価なんだからこれくらいは聴かせてくれないと・・・という期待と予想通りの音質。
まあ、想定内ということか。
それに比べ、たった1000円でこの音質。
見事に期待以上の音を聴かせてくれる。
これだから、オーディオは深くキリがないのだろうな・・・やめられない。