録音の楽しみ
買ってもらった「STUDIO 1900」でいろんなことをした。カセットで録音できることは、単にラジオを聞くだけでなく、録音と言う別の楽しさを与えてくれた。
ある時テレビの歌番組を録音しようと考えた。当時のFMの受信帯域ではテレビの音声受信は出来なかった。(その後、ワイドバンド対応で1~3ch音声のみ受信可能となった)
そこで考えたのは、テレビのスピーカーのすぐ前にラジカセのマイク部分を近づけて録音する方法。
しょうがくせいが考えることはこんな程度。意外とクリアーに録音できるようになったが、周りの音も同時に録音してしまうことが問題に。
「今、録音してるから静かに!」と、これが父親の逆鱗に触れた。
「静かにしろとは、何事だ!」
テレビの歌番組の録音は断念することに。
そして録音ソースはラジオへ。FMエアチェックへの扉を開けることになる。