自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

KZ ZEX、その後

中華イヤフォン、KZ ZEXを買って約1ヵ月。あらためて、鳴り具合を確認してみた。
いろんな先入観を出来るだけ、消し去って・・・出来るかな?


まずは、「SABANNA HOTLINE/NATIVE SON」を聴いてみた。
シンバルの音は思いのほか綺麗に鳴っているようだ。結構、ベースの音もバスドラの音も頭の中に残っている以前の記憶よりもズンズン前に出てくる・・・と、感じる。
全体的に、悪くない・・・いや、意外といい感じ・・・だと思う。


「Touch you, tonight/八神純子」は、傾向はあまり変わらないがボーカルが頭の中心にしっかり定位している気がする。以前聴いたときは、若干だが後頭部側に定位していた。
うーん、これも・・・と、感じた程度の差としか言えない。
ただ、ボーカルの高音域はスーッと伸びてより艶っぽい・・・と、感じる。


続いて「青い珊瑚礁/松田聖子」を聴いてみる。気になる「サ行」もノイジーな感じはしない。のびやかに聴こえる。聖子ちゃんの初期の楽曲はまだスレていない感じがして正にフレッシュな感じがすると思うのだが、その点も漏れなく再現してくれる・・・気がする。


最初に感じたタイトな低音。多少ざらつきはあるものの繊細に聴かせる高音域。
印象はさほど変わっていない。


せっかくなので、最近手に入れた「CASIOPEA-P」のアルバムを聴いてみる。
メンバーが変わって、今までのドラマー神保さんに代わって、若手?の今井さんに。
CASIOPEAの全アルバムを持っていないし、全て聴いてきたわけではないのでそれを踏まえての感想・・・となるのだが、根底に流れるCASIOPEAは脈々と引き継がれているようで安心して聴くことが出来そうだ。
全体的にパワフルなサウンド傾向をこの KZ ZEX は、ある意味無難に聴かせてれると思う。
何より聴いていて楽しくなる・・・俺はこれが一番と思っている。


長い間、眠らせていたヘッドフォンも少しアレンジすることで楽しくしてくれるが、今一番聴いていて楽しくなるのは、この KZ ZEX だと思う。


KZ ZST、ZS6を購入した後、バランス用リケーブルとワイヤレスユニットを手に入れていた。今回のZEXは、コネクタ形状が異なっているため使えないと考えていたのだが、よく見るとピン形状(太さ、ピッチ)が同じであることがわかった。
つまり、ZEXもバランス接続でUSB DACで使うこともワイヤレスで使うことも出来そうだ。


もうしばらく、ZEXで楽しませてもらえそうだ。なんともC/Pの高いイヤーフォンである。

×

非ログインユーザーとして返信する