サイクリングのお供
コロナ禍の運動不足解消にと、2020年の夏頃から時間の隙間を見つけてサイクリングを始めた。
仕事もリモートワーク中心となったため通勤時間を考えれば時間的余裕はある。
といっても本格的な自転車があるわけでもなく、まあ区分するとシティサイクルとでも言うのだろうか。お世辞にも颯爽と駆け抜けるような自転車ではない。まあ、効果が出てくれ妻も新しい自転車を買えばと言ってくれるかも。
そんな淡い期待で始めたサイクリングだが、最初こそ風を切る気持ち良さが新鮮だったが、何かさみしい。何か足りない。
その足りないものは音楽だった。そうだ!音楽を聴きながらならもっと楽しいかも?
しかし、耳を塞いでしまうヘッドフォンやイヤーフォンはさすがに怖くて使えない。
当時、まだ骨伝導ヘッドフォンは種類も少なく高価だった。
そこで思い付いたのがネックスピーカーだった。
しかしこちらも種類は少なく国内メーカー製だと1万円台の後半。仕方なくAmazonで探していると5千円前後で使えそうなものが見つかった。
数日してようやく届いた。USBで充電しBluetoothでスマートフォンと接続。Bluetoothという時点でWALKMANは使えない。まあ、電話がかかってきてもそのまま電話に出られるし・・・良しとするか。
その頃、会社の福利厚生のポイントでゲットしたスマートウォッチもあったので選曲や音量は走りながらでもOKだ。
場合によってはこのネックスピーカーでリモート会議も行けるかも?
さてさて充電も終わったのでおもむろに首に装着して電源スイッチを・・・
電源ONと同時にBluetoothの接続確認のメッセージが英語で流れてきた・・・しかも予想外の大音量で。
慌てて本体のボリュームのボタンで音量を下げる。
Bluetooth接続は簡単に終了。音楽を流し始めると・・・
再び大音量。どのバランスが悪いのかわからないが、ネックスピーカーとスマートフォン、両方のボリュームを最小にした上で少しずつ音量を上げていく。
最終的にネックスピーカーのボリュームを1段階にしてスマートフォン側で制御するしかなさそうだ。
さて肝心の音質なのだが・・・これが何と説明したら良いのか・・・箱鳴りというかボンボンと低音は出るものの、こもった音でお世辞にもハイファイではない。
その後、骨伝導の安価のものを購入したので自然と使わなくなってしまった。
値段相応といったところだろうか。
「安物買いの銭失い」なのだろうか?
しかし無駄にするのも勿体ない。少しでも良い音にならないか、もう一度チャレンジしてみるか。