自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

自作ケーブル

今はすっかり遠い昔の話となってしまったが・・・

以前、RCAプラグ・・・ピンプラグと同軸ケーブルを買ってきて自作したことがあった。

メーカー製で無酸素銅を使ったケーブルは市販されていたが・・・とにかく高くつく。

カセットデッキとアンプ間だけでも2chで録音・再生となるからそれだけで軽く1万円を越えてしまう。


チューナー・アンプ間、カセットデッキ・アンプ間、ビデオデッキ・アンプ間、レコードプレーヤー・アンプ間・・・オーディオ信号だけでも6セット。

仕方なく自作をすることに。


当時から秋葉原でケーブルと言えば「オヤイデ電気」。休日にケーブルとRCAプラグを買いに行った。

いろんな雑誌の情報では、プラグとケーブルの接合部は、通常のハンダ付けではなく、圧接かオーディオ用ハンダが良いと書いてあるのだが、専用のハンダごてが必要だとかどんどん出費がかさむ。


確かに理屈はわかる。せっかく高純度のケーブルやプラグを使っていてもその間に、スズや鉛があったのでは意味がない。


考えた挙げ句、取った方法は、プラグの接点部分とケーブルの心線を先にしっかりとカシメるようにしいて、ラジペン等でしっかりと密着させる。その上で、外れ防止としてハンダで固定するイメージ・・・冷静に考えればハンダをコテで溶かした時点でたぶん隙間に染み込んでしまったかも。


ミクロ的にどうなっているか調べる術もないから「高性能自作ケーブル」が完成したことで納得してしまっていた。


結果はというと、全体に音がしまった感じと定位が安定しノイズも軽減した・・・と、感じた気がした。


レコードプレーヤーのシェル内のケーブル、スピーカーケーブル・・・そしてRCAケーブル。

違いがわかるほど高次元のシステムでもない訳だし・・・気分の問題なのかもしれない。


ところが現在の環境・・・リケーブル対応のイヤーフォンなどは、明らかに音が変わると感じる。

スマートフォン または WALKMAN とイヤーフォンのみの再生環境。きっとシンプルな構成故、影響が大きい・・・のだろう。

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