自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

スポンジ・スリーブ?

早々だが TRN-EMX の音についてもう少し。

付属品として「スポンジ・スリーブ」が付いていた。スポンジ・スリーブというのはあまり馴染みがなかったが、早い話がイヤーフォンに被せるクッションである。サイズが合ってないのか取り付ける時に少々気を使った。無理に力を加えると破れそう。

使えそうなものは100均で手にはいりそうだが。

そう考えると汎用品なのかもしれない。

しかし、これを付けたことで耳への固定が飛躍的に安定した。サイズが合ってないことが逆に音の出口側が適度に延びて薄くなり音への影響はなさそうだ。


耳への装着が安定したせいか低音域も良く鳴るようになったようだ。さてここからは片手間ではなく真剣に音を聴いてみる。


最近よく聴く「LOVE'S ON FIRE/山下達郎」を聴いてみる。やはり脳内音場では得られなかった広がりは気持ちが良い。ただ、カナル型で出ていた低音はやはり控えめに感じる。中高音域がクリアーな分、不足に感じてしまうのかもしれないが。


次は「Touch you, tonight/八神純子」を聴いてみる。女性ボーカルはより艶っぽく聴こえてくる気がする。特に音を伸ばした後に聴こえる余韻が良い。


このイヤーフォンはプラグが交換できるので、USB DACを繋いでバランス接続で聴いてみる。これは素晴らしい。

しかしプラグを差し替えるときに、向きを合わせるマーカーが少しズレていることに気づいた。

こういう細かなところが・・・残念なところかも。まあ機能的には問題ないのだが・・・気になる点。


USB DACでの音はさらに空間、音場が広がったように感じる。傾向は変わらず低音域は不足気味だが気のせいかノイズも軽減しているようだ。

それよりも久しぶりに音楽が楽しい。聴いていて嬉しくなる。


曲を変えてみる。「風は秋色/松田聖子」。

独特のサ行がストレートに聴こえてくる。と言うより自然に聴こえる。クリアーに聴こえるのはベリリウムのおかげだろうか?妙に色っぽく聴こえる。

実は年齢的には松田聖子とは同学年になるのだが・・・艶っぽくて色っぽい・・・気がした。


次に「Call me back/松任谷由実」を聴く。

AIとはいえ、左から松任谷由実、右から荒井由実。

気のせいだろうか?二人のユーミンの違いが良くわかる。右から聴こえる歌声は遠い記憶にある荒井由実でしかない。


普段は見向きもしないマニュアルだが、今回は日本語の記載があったので読んでみた。

すると「イヤホンのウォーミングアップ」という項目があり、エージング方法が5段階で説明されていた。まあ従うわけもないのだが、大きなお世話と思うのと同時に親切とも感じた。多少怪しい日本語ではあるのだが。


いつもこういった買い物は失敗することが多いのだが、今回は成功だったようだ。

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