先入観
自分はApple製品に偏見がある。
そもそもパソコンはDOS/V機しか使ってこなかった。Macはデザイン製もユーザービリティも洗練されていて素晴らしいと思うのだが、完璧すぎてつまらない。同じ理由でiPhoneにも触手が動かない。
iPodが発売された時にも粗探ししかしなかった記憶がある。世間の評価も機能的にはiPod、音質はWALKMANだったと思う。当時、知人にiPodを借りて音を聴いたことがあった。すぐにこれはないなと感じた。
そんな経緯からMusic Centerで扱われるフォーマットがAACとなることに抵抗を感じていた。AACはiPodが採用したことで有名になったわけで、そこに引っ掛かっていた。
自分のライブラリもAAC音源はほとんどない。
mp3かFlacでずっと保存している。したがって初めてAACを使うことになる。
食わず嫌いということだろうか?
意外と食べたら美味しかったなんてことはよくある話だが。AACについてもそうだったようだ。
X1060に転送して聴いてみて良くわかった。
自分の耳ではmp3やATRACと比べても違いはわからない。ビットレートも320kbpsと256kbpsでは、わずかに高音域に粗さを感じたももの気分的なところかもしれない。
全体的にサイズが小さくなったことで保険のつもりで320kbpsで転送し直した。それでも同じ楽曲で転送後のサイズはおよそ半分で収まった。
しかし使い勝手は慣れていることもあって、圧倒的にXアプリに軍配が上がるのだが・・・
特にアルバム情報を更新するとき、Xアプリの方が確率が高い気がする。ビジュアル的にも洒落た感じ。
一方、Music Centerは、言ってしまえば、必要最小限の機能と言った感じ。悪くはない。
が・・・何かつまらないかなぁ。
しかし結果的にX1060を再認識?することが出来たわけだし良しとしておこう。
ATRACとAACについてはまだまだ聴き込まないと決着はつかないだろう。例えATRACが枯れていてもだ。
どっちも納得するレベルであることは間違いなさそうだから。