AI
最近、話題になっている「Chat GPT」。
他にもAIを利用した画像や音楽といったAI生成。
「らしい」物を短時間で生成する技術は素晴らしいとは思う。コンピュータを利用して便利になることは凄いことだと思う。
しかし・・・クリエイティブな部分・・・人間の感性がその価値を決める部分をAIがどこまで入り込めるのか?
まあ食わず嫌いも良くないと、Chat GPTに触れてみることに。
ニュースやテレビの特集などで得られる情報では、あまりに持上げすぎ・・・そう感じている。いくつか質問を聞いて試してみた。
例えば、自分の故郷について。出身高校について。わりと有名な内容について質問して見たつもりだが・・・なんともいい加減な回答しか返ってこない。
岐阜県の飛騨地方出身なので、合掌造り・・・白川郷について聞いてみたが・・・富山の五箇山とごっちゃになっていたり、白線流しで有名になった母校について聞いてみたが・・・白線流しを理解できていないようだ。
オーディオ関係では、オルトフォンとMCカートリッジについて質問してみた。
さすがにこちらは自分の知識と遜色ない回答が返ってきた。
・・・なるほどなぁ。所詮は膨大な情報を一瞬に処理して返してくれる・・・だが、正確かどうかは別。
質問の仕方による部分も大きいから使い手に左右されるところもあるだろう。
でも、音楽の生成はどうだろう?
例えば「桑田佳祐」風や「山下達郎」風の曲を作曲することは出来るのだろう。彼らの曲をインプットして真似させれば良いのだろうから。
つまり現在のAIに出来ることって・・・猿真似ってことなのだろう。
映画やSFの世界に出てくるような人工知能には遠く及ばない。
感心すると共に・・・やはり人間の感性にはしばらくは届かない・・・そんな気がした。
そして・・・安心した。