自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

新宿副都心

専門学校は高校の同級生の紹介で決めました。

その友人は、福岡出身で中学生まで福岡にいたそうです。その時の同級生に蒲池法子がいたそうです。

蒲池法子・・・そう、松田聖子の本名です。

その後、引っ越して俺と同じ高校に進学した。


さて、その友人は放送部に所属しており、放送コンクールが行開催された東京の専門学校が良い雰囲気だったと教えてくれた。高校は地元ではそこそこ有名な進学校(氷菓の舞台になった高校)でしたが、勉学が大の苦手の俺は大学進学ではなく専門学校への進学を考えていた。そんな俺には朗報だった。


そしてその学校の「オーディオ技術科」へ進学を決めた。周りは知らない人ばかりだったが、たまたま声をかけてくれたクラスメイトと放課後、都内巡りへよく出掛けた。


地方出身者にとって高層ビルは珍しいので、主に副都心のビル街を散策した。で、たまたま上ったKDDIビルにFM東京のオープンスタジオがあった。


警備員がいる。おどおどしながらエレベーターに乗る。耳の奥がキーンとする。

そして着いたオープンスタジオ。何か放送が流れている。あっ、FM東京だ!・・・当たり前なのだが。

その日は授業が早く終わったので・・・時計を見るとまもなく11時だった。すると、奥のスタジオに誰か入ってきた。


コーヒータイムだ!ってことは・・・シリア・ポールだ!

そしてその日のゲストがスタジオに。

「おい!桑田佳祐じゃないか?」

「ホントだ!じゃあ隣は、原坊?」


俺って単純な男なんだろうな?

その日帰ってから、サザンの楽曲を聴いた。

それまでコミックバンドだと思っていたのだが・・・

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