オフコース
専門学校2年の時、ひょんなことからオフコースを聴くようになりました。それまでは、ワインの匂い しか知りませんでした。
彼女にフラれてから、余計にオフコースを聴くようになりました。社会人になってようやく彼女が出来て、ひょんなことで彼女の叔母の葬儀の手伝いに行ったときのことです。
単に手伝いだったので、斎場となった叔母の自宅の隅で座っていました。
するとそこに現れたのは、鈴木康博によく似た人が女性と二人で。
「あの人って・・・」
「昔、叔母さんのアパートに住んでいたらしいよ」
正に鈴木康博さんでした。本当はサインでも頼みたかったのですが、場所をわきまえてそこは我慢。
数年して、会社近くの貸しスタジオに突然3人が現れました。清水仁、大間ジロー、そして松尾一彦。
丁度、昼休みに近くの大衆食堂に入るのを見かけました。友達と色紙を買いに走り、食堂の前で出待ちです。
出てきたのは松尾さんが最初。
思わず「すいません、サインお願いしても良いですか?」
別の日に、自販機の前に黒のベンツが。
降りてきて自販機で何か買っていた人は、清水仁さんでした。
ちなみに彼等が練習に使っていたスタジオは、当時勤めていた会社が入っていた雑居ビルにあり、その他には、原田真二ご本人、竜童組のツアートラックを目撃した。
オフコースの目撃情報はここまで。小田さんには会えていない。
そんなこともあって、より身近にオフコースを感じた。そして我がライブラリには、小田さんと鈴木さんの二人、清水・大間・松尾の三名が加入した五人、そして鈴木さんが脱退した四人。解散後、ソロとなった小田さんまで。全てのアルバムを制覇している。