自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

デジタル・オーディオ

CDが発売され、、一気にオーディオの世界はデジタル化された。と、考えてしまうのだが。
オーディオのデジタル化とは何なんだろう?


果たして、高音質化を示す言葉なのだろうか?
個人的にはここは同意できない点がある。
というのも、CDが発売されてから、例の人形町のモニタールームに行って、同じアルバムをアナログレコードとCDで聴き比べたことがある。この時代はデジタルオーディオが未成熟ではあると思うが。


JBL4343から出てくる音にはやはり違いがあった。
明らかにアナログのほうが情報量が多かった。比喩としては適切ではないと思うが・・・


CDから聴こえてくる音は、綺麗に化粧した美人である。あるいは、プチ整形を繰り返した万人受けする美人。


一方、アナログレコードから聴こえてくる音は、素肌がきめ細かく、おそらく薄く紅をさした程度で、そばかすやニキビ跡もわかるが、好みは分かれそうな美人。


あれから時間も経ったし、CDも高音質化されているからその違いは狭まっているのだと思うが。
オーディオファンとしては、極力化粧の少ない素顔のままを求めたいと思う。


と言いながら、聴いている音楽はデジタルオーディオだったりする。

×

非ログインユーザーとして返信する