自称オーディオファンの備忘録

オーディオが好きなおっさんのいろいろな話

あらためてKZ ZS6

先日、購入した KZ AZ09 Pro ばかり聴いているのだが、同じKZ製のZS6は、ピンピッチは同じでもコネクタ形状が異なるため使用できない。


あらためてこのZS6について仕様を確認してみた。

ユニットの構成は「2BA+2DD」となっている。

2つのBA(バランスド・アーマチュア型)と2つのDD(ダイナミック型)が左右のケースにそれぞれ組み込まれている。


単純には比較できないが、スピーカーで言うと4WAYとなるのだろうか?還暦過ぎの爺さんにとってはちょっと信じがたい。

実は一度だけこのZS6の内部を見たことがある。

本体はアルミボディとなっており蓋はビス止めされている。このビスが少し緩んでいることに気がついた。小型ドライバーで絞め込もうとしたのだが・・・好奇心から逆に緩めてしまった。3本のネジで固定されているのだが・・・なぜか1本はダミー。

まあそんな細かいことはさておき、蓋を開けてちょっとビックリ。心配になるくらい隙間なく中身が詰まっている・・・ネジのダミーはビス穴のスペースがないから?

折角のお気に入りサウンドを崩しては不味いとそのまま元通りに組み立てた。


あらためてこのZS6を聴いてみた。しかも条件的には不利と思える、BT20を使ったBluetooth接続。プレーヤーはWALKMAN X1060で安価なトランシーバーでの接続。

このために音源を準備するのは面倒なので、X1060の中の音源で・・・で、なぜか中森明菜をチョイス。


DESIRE、北ウィング、サザンウインド・・・

これはこれであり!

いやむしろこの組み合わせは無理に背伸びもしていないから、意外とナチュラルに聴かせてくれる。


ZS6は、2018年12月に購入しているから・・・4年半。まだまだいけるぞ!


続いて、尾崎豊、原田真二と聴いていく・・・

なんだろう?不思議に新鮮に聴こえる。


やっぱり新しいだけが良いということはないんだろうな?

リ・ケーブル

中華イヤフォンは・・・数えたら5機種所有していた。
共通しているのは、全てリ・ケーブル可能という点。
本体のピンは、旧式のものと、最近の C PINと呼ばれているものの2種類があるが、ピンそのものの太さと形状は同じようだ。


久しぶりにリ・ケーブルでもしてリフレッシュしてみようとAmazonを物色。
そして思い出したように見つけたのが・・・KZ AZ09 Pro
リ・ケーブルというよりワイヤレス化ユニット。すでにTRN BT20を持っているがPIN形状は同じでもコネクタ形状が異なるため、外圧で壊れる可能性が高い。
またコーデックも、SBCとAACしか対応していなかったが、最近のものはapt-x以上に対応しているものも出てきている。


TRN BT20の後継機種・上位機種で、BT30というものが発売されている。
BT30が安くなったら・・・購入するつもりでいた・・・しかし、ほとんど安くなっていない。1万円近くする。1万円出すのなら・・・別のイヤフォン購入を考えてしまう。
そして見つけたのが・・・KZ AZ09 Pro。AZ09の改良版のようだが・・・安価。
Amazonの価格で・・・BT20が4,500円(購入当時)、BT30が9,880円。そしてAZ09 Proが5,200円。
コーデックについてもBT30はapt-xをサポートしているが、AZ09 Proもサポートしている。
簡単にBT20とAZ09 Proを比較してみる。


機能的に一番の違いは、充電方法。

というか、BT20にはケースはなかったが、AZ09 Proにはケースがあり、通常のワイヤレス・ヘッドフォンと同様、ケースに入れると充電される。

しかしBT20には本体にmicroUSBを挿して充電する。したがって二本のケーブルが必要になる。100均で二股ケーブルを買ってきて充電していたが・・・やはり面倒。

この点だけでも数段の進歩だ。ケースを充電しておけばいい。しかもType-Cなので使い勝手は良い。

ケースがあると言うことは、収納にこまらない。今まで小さな巾着袋に入れていたからなおさら。

また防水仕様もありがたい。少しくらいの汗や水飛沫にも安心。


さて肝心の音質であるが・・・BT20よりは解像度も帯域も広がったと思うが・・・やはり有線ケーブルより若干劣る気がする。

しかし、小音量のバランスが意外といける。

低音域は下がってしまうが 音場が崩れることもなく、例えばどうしても音楽に集中できないときBGMとして聴いているときなど・・・案外気持ち良い。


手に入れるまで、LDAC対応でないことが自分の中では気掛かりで納得しにくかったのだが・・・買って正解だったかな。

思い出した。

先日、オープンリール・デッキのことを書いたのだが。何かモヤモヤした感じがあった。


高校生の頃、実家は父親と母親が飲食店を経営していたのだが、母親が新たに喫茶店を開店した。

時々お店を手伝うことがあったのだが、喫茶店ということもあり、地元の有線放送を契約してBGMを流していた。


いくつかチャンネルがあって聴きたいジャンルを選曲できた。リクエストに答えてもらえるし、何よりラジオのようにCMもナレーションもない・・・ただ難点は・・・モノラル。


でも当時の俺にとってはこんなありがたい音楽ソースは他になかった。

自作の変換ケーブルを作ってデッキに繋ぐことを考えた。

しかしカセットテープでは120分を使っても流し取りは60分が最長。


そこで思い出した・・・いつか中古のカセットデッキを買った電気屋で中古のオープンリールデッキを見つけたことを。


・・・そうだった・・・詳細についてはすっかり記憶にないが確かにオープンリールデッキを所有していた。それも高校生だった頃。


東京へ上京する時に実家に置いていったからおそらく処分されたのだろうけど。

そして肝心の有線放送の録音は・・・モノラルがゆえ、あまり聴いた記憶がない。


ここまで思い出してようやくスッキリした。